ヤライイシモチ

2011年8月3日水曜日

ヤライイシモチ属 崎本部ゴリラチョップ

t f B! P L

和名:ヤライイシモチ
学名:Cheilodipterus quinquelineatus  Cuvier, 1828



ヤライイシモチは岩陰やガンガゼの近くなど、ちょっとうす暗いところに群れでいます。
しかし、この個体はソフトコーラルのところに1匹でいました。
沖縄では水深10mほどの、岩陰などで、どこででも見かけることができる種
であり、口内保育することでも知られています。
写真の固体は4cmぐらいの小さい個体で、ソフトコーラルの淡いピンク色がとても
似合っていました。 大人になると黒線もしっかり目立ち、ウロコもはっきりしてきて
写真の個体のような若々しさがなくなってしまいます。

名前のヤライですが、ネット検索すると「矢来」という漢字がヒットします。
矢来:竹や丸太をあらく交差させて組んだ仮囲いの柵
ヤライがこの矢来であるなら、この縦縞を柵と見立てて名前を
つけたのでしょうか?


2012年6月7日 沖縄本島 崎本部ゴリラチョップ -9m 26℃ 10cm

構内保育中のヤライイシモチ

口内保育期間(沖縄本島):4月中旬~6月中旬で確認しています。
保育期間:7日~10日?
産卵時間帯:不明?
ハッチアウト時間帯:日没~3時間程度


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