Paguritta vittata Komai & Nishi, 1996
2012年1月9日 沖縄 瀬底島 トールマイ・ガーデン -5m 21℃ 1cm
ヤドカリは通常、巻貝の殻をヤドにしていますが、
このカンザシヤドカリはサンゴにあいた穴を「ヤド」
として利用しています。
この穴はイバラカンザシというゴカイの仲間があけたもので
真っ直ぐにあいているため、カンザシヤドカリの尻尾も
真っ直ぐになっているらしいのです。
他のヤドカリとは異なり移動できないため、このままの状態で食事を
しなければなりません。 そのため、羽毛状の触角が大きく発達し
これを使ってプランクトンを捕まえています。
捕まえたプランクトンをハサミでこしとって食べるのです。
写真のように、背景がキレイなところにいると、ついつい
写真を撮りたくなりますが、もしかしたら
本人はサンゴの触手が迷惑なのかな?
2012年3月18日 沖縄 水納島 ポートサイド -10m 10mm 21℃
水納島マーメイドのブイ下には、カンザシヤドカリがたくさん付いている根があります。
上記の写真のように、カイメンなどが周りに付いているものも多く
被写体としてとてもキレイです。
2012年7月15日 沖縄 水納島 ポートサイド -10m 10mm 27℃
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