和名:オキナワベニハゼ
学名:Trimma okinawae (Aoyagi, 1949)
2012年3月1日 崎本部ゴリラチョップ -10m 3cm 20℃
2012年3月1日 崎本部ゴリラチョップ -10m 3cm 20℃
オキナワとつくだけあって、沖縄ではよく見ることができる種です。
伊豆でも見ることができます。
水深10m~20mぐらいのオーバーハングした岩の裏側のようなところや
壁に張り付いており、そのため胸鰭が癒合して吸盤状になり、吸い付きやすい
構造になっています。
この個体は、直径5mぐらいの死んだハマサンゴのえぐれた部分に
4~5匹いたうちの1匹です。
オキナワベニハゼは体の大きなのもがオスでハーレムを形成
するそうです。 性転換をするらしく、メスの中で一番大きな
個体がオスに性転換するらしいのですが、珍しいのは
オスの個体がメスに性転換することもあるそうで、
一度オスからメスになった個体が,再度オスになることも可能であり,
メスがオスになった後,もう一度メスに戻ることも可能であるそうなのです。
こういった事を「双方向性転換」というそうで、
ダルマハゼ、ホシササノハベラ、アカハラヤッコ、オキゴンベ等
も双方向性転換魚なのだそうです。
2012年3月1日 崎本部ゴリラチョップ -10m 3cm 20℃
オキナワベニハゼにとって「性」とは単なる役割でしかなく
これだけ自由に性転換できれば、悩みもすくないでしょうね。
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