日本で見られるスズメダイは100種類程度だそうです。 その全てのスズメダイを制覇する(見たり、写真を撮ったりする)という目標もひとつの楽しみになると思います。 しかし、一般のダイバーの方には少し多すぎる数字かもしれません。 そこで、スズメダイをもう少し細かく勝手に(私見で)分類することで、達成しやすい目標を考えてみました。
1.日本で見れるクマノミ6種類を全てみちゃう!
日本で観察できるクマノミは以下の6種類、全て沖縄本島北部で見ることができます。
・クマノミ
・カクレクマノミ
・ハマクマノミ
・ハナビラクマノミ
・セジロクマノミ
・トウアカクマノミ
★クマノミ6種類の見分け方
2.ヨコシマなスズメダイ
ミスジリュウキュウスズメダイ属やオヤビッチャ属には、明瞭な横縞を持つスズメダイが多くいます。 そんなヨコシマなスズメダイを本数別に集めてみました。
横縞とは・・・魚の頭を上に、尾鰭を下にしたときに横になるライン。
通常魚が泳いでいる時には縦に見えるラインがヨコシマになります。
★ヨコシマなスズメダイたち
3.ブルーが美しいスズメダイ
水中で「青い魚」をみると、なんとも癒された気持ちになり、また「熱帯魚」という言葉が浮かび上がります。 そんな青いスズメダイを一同に集めてみました。 ピックアップするに当たって、この「青」というのをどのような定義にするか、ちょっと悩みましたが、直感的に水中で見たときに私が「青い!」と感じる魚を選んでいます。 それは、「体全体のブルーの割合」「水色~濃い藍色」までのうち、誰しも青と認識できるものとしました。 また、幼魚の時期は美しいブルーでも、成魚になるにしたがって変色していくスズメダイに関しては、幼魚限定でピックアップしてあります。 今後のダイビングの時にぜひ探してみてください。
★ブルーが美しいスズメダイたち
4.子役なスズメダイ
幼魚の時にはとてもかわいらしくて人気があるのに、大人になると目立たなくなってしまう。そんなスズメダイを集めてみました。
★子役なスズメダイたち
5.キャッツアイなスズメダイ
スズメダイの仲間には、眼の部分に縦線が入り、ネコの目のようになっているスズメダイがいます。 虹彩といわれる部分に縦に黒いラインが入り、そのラインは薄いものから濃いものまで様々ですが、濃いものでは、本当にネコの目のように見えてとても興味を惹かれます。
★キャッツアイなスズメダイたち
6.顔に線のあるスズメダイ
★頬に黒い線のあるスズメダイたち
7.ジミスズメ(非常に地味なスズメダイ)
8.ハクセンのあるスズメダイの幼魚
★スズメダイが楽しくなるその他の分類案
■浅場に生息するスズメダイ
■深場に生息するスズメダイ
■色分け…黄色、青、など
■水玉模様…ルリホシなど
■親子で柄が同じ…ルリスズメダイ、ソラスズメダイなど
■尾鰭の上下にラインのあるスズメダイ・・・色別
■胸鰭の付け根に斑点があるスズメダイ・・・色別
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